氷まつり、行ってきました。その2!!
というわけで、本番!ステージ編!!
注意:
①一応滑れますが、スケートは門外漢です。マスター・ヤグディンとプルニキのせっぼんしか知りません。的はずれで知ったかなこと言ってたら申し訳ない!
②15日の昼、夜の2公演を見ましたが、残念ながらどちらもA席だったので、表情とかまでは見れてません。双眼鏡も持ち込んだけど、使ってる余裕は無かったです。日和らず強気にS席を攻めるべきだったのか・・・。いや、しかし、当たらなければ元も子も・・・。
③絵心は無いので、絵レポは無し。ついでに場内撮影禁止だったので写真もなしです。
さぁ、行くぞ!
その2 氷上の観艦式。・・・紛れもなく艦これだこれ!?
最初に総括。
最高のステージでした!
チケットの値段出た時点でスケート勢の言ってた「1万円とか実質無料」に心から納得。倍でも余裕で出せる。
いやもうね、凄い。凄まじい。素晴らしい。
ココ数日、仕事中に思い出して1人でニヤニヤしだすほどに凄かった!
次に、最初にちょっとした気になった点を吐いておく。
①お詫び!見るの素人なので、やっぱりジャンプ系とかジャイアントスイング的なアレとか、ずさー!とかスピンとか派手な方に目が行ってしまうので、ステップとか滑り方とかだと分からず、拍手のタイミングが掴めなくて、みんな凄いのに、反応の仕方が不公平な感じになってしまって、ごめんなさい!
②ゲームの曲そのまんま使う都合、尺の問題で少し同じ展開が続くシーンとかがあって、少し間延びしてるところはあったかも。
③見どころありすぎて、どこの誰を見ていいか分からぬい。端的に言って目が足りない。しかも、毎回微妙に編成とかが違ってたので、今回はこっち、次はそっち、見たいな見方が出来ないのが、勿体無いの・・・。みんな凄いのに見れないの・・・。BDはよ!万とか余裕で出すぞ?
とまぁ、こんなところかな。
さぁ、あとは目一杯語るで!
まず入場して驚いたのは、予想以上にしっかりしたリンク。
スケートファンに聞くところによると、それでも小さめらしいのですが、初めて見る人間としては十分広いなと。
ここで普通に滑るだけなんかな、と思ってたら、プロジェクションマッピングですよ、奥さん!
スケートリンクと会場含めて映像を投影して、海面を表現したり、深海特有の赤い海面や彼岸花の意匠を表示させての場面展開、砲撃エフェクトや艦載機、雷跡なんかもまとめてリンク上で表現、バリバリの効果音と照明効果でド派手に演出。
その様は、まさにそう、リアル艦これ!
これは金かかってますわ。っつーかむしろ、良く赤字ギリギリで抑えたね、運営ちゃん。
やっぱ馬鹿ですわー(褒め言葉、心の底から褒め言葉)。
ついでに、一人一人入場してくる時に、リンク上にキャラ画像を表示したり、休憩時間の残り時間を表示したりと配慮の行き届いた芸コマ具合。
で、リンクの端の方は、入場口も含めた目隠し兼ステージ台になってまして、皆さんそこから入退場、上では太鼓や楽器演奏、声帯の妖精さんの挨拶などなどをそこでやる感じ。
まずは個別に語る編
まずはお三方。
・深海氷翔王女様
去る6/21、氷まつりの出演者が発表されたその日に、ネット上の話題を掻っ攫っていった、女子フィギュア界のスーパーレジェンド、伊藤みどりさん演じる今回のラスボス。(レジェンドっぷりはググっただけです、はい)
いやもうね、本物って凄いね。
まず、出てきた瞬間の重さというのか、オーラと言うか、圧がぜんぜん違うの。
空気が変わるってこういうことかって思ったね。
これが、新たな時代を切り拓いた本物のオーラ・・・って、ぞわってなるやつ。
それで、素人なのでどう表現したら良いのかわからないのだけども、素人目に見ても滑り方が全然違うのですよ。
凄く自然?というのか、なめらか?というのか、加速してないのに加速してるというか、うーん、質が違う感じがうまく表現出来ない、もどかしい。
それで、ジャンプもくっそ高いの。何あれ、ウチのおかんよりちょっと若いくらいの、言ってしまえばおばちゃんですよ、あのお方。信じらんない位、ぴょーん!って。っぱない。すっごい。言語系が退化するくらいすっごーいの。
オーラがもう納得のラスボスなんですが、演技というか表現もガチでラスボスな堂に入りっぷり、プロですわ。
しまいにゃ連合艦隊12隻と単騎でやりあって痛み分けで逃げ切るとか言う大暴れっぷりも納得。
こんなお方が、その辺のゲームのイベントに参戦とか、スケート界隈がざわつくわけですよ。
いやほんと、なんで呼べたの、運営・・・?
・深海氷上棲姫ちゃん
全日本フィギュアのジュニア三連覇とか、日本学生氷上競技選手権(いわゆるインカレなのかな?)の準優勝などの経歴をお持ちの、プロスケーターでタレントの澤山璃奈さん演じる、今回の謎ポジション。(例によってググっただけです、すみません)
今回の演目は、実質氷姫ちゃんに始まり、氷姫ちゃんに終わる、という感じの伏線的なポジションと言うか、影の主役?というか、次回作があればメインになるようなポジションの棲姫でした。
アキラネキのイラストでも分かるようにヒラヒラの衣装着て演技するわけですが、この演技がまた「ふつくしい・・・」ってなるの。
スケートってテレビでちらっと見たくらいなんだけど、生で見るとこんなに違うものかと思いました。
今回は、他の深海勢とはまた違うポジションのようで、セリフは全く無いので個人の解釈に依るのでしょうが、深海勢からは排斥されてるかのような演出で、悲しみとか寂しさ、苦悩を表現する様な演技がホントに儚くも美しい。
最後はリンク上に映る月と共に、参加声優さんによる生月夜海で踊るわけなのですが、もう演出と演技と歌声の相乗効果で涙が出そうでしたよ、ホントに。
マジでふつくしい・・・。
あと、澤山さんが海防艦ズと一緒に撮った写真をインスタで上げてるのが、めっちゃ尊い。
・無良提督!
前日の俺「いやいや、無良さん格好いいったって、いくらなんでもそれは言い過ぎでしょ・・・」
↓
当日の俺「やだ・・・無良提督、超格好いい・・・」
そして真打ち!俺たちの無良提督!
あんなもんズルいですわー。
出てくるだけで格好いい、滑ってたらもちろん格好いい、立ってるだけで格好いい、コケても格好いい、さりげないケアも格好いい。
もうね、格好いいの一言
「イケメンで、スケートも上手なのね!嫌いじゃないわ!」
と、どこぞのオネェさん張りに叫びそう。
提督の抱いている、最大公約数的な、有能イケメンホワイト提督像そのもの。
立ち姿がキリッとしてて美しい。艦娘にビシッと指示するのも格好いい。演習を腕組んで眺めてるだけなのに最高に格好いい。帽子をすっと脱いで、スピンしてまたすっと被る様が格好いい。
艦娘一人一人と順に滑ってエスコートするシーンがあるんですが、紳士的で様になりすぎてて、「ひゅー!」見たいなセリフすら出てこないレベルで決まりすぎでした。
個人的なイチオシは、嫁補正もあり、ロマンティックが止まらない榛名パートですが、純粋に赤城さんパートのシンクロスピンジャンプは凄かった・・・。
当然、演技も凄い。他が女性ばかりなのもあって、男性特有のスピード&パワーが際立つ感じ。
初めて生で見たトリプルアクセル(なのかな?)の迫力とか遠目でも「うぉおおおお!」ってなったもんね。
夜公演の時はコケちゃったんだけど、それでもさらっと華麗にリカバリーするのも格好良くて、さらにその後、自然な流れで、リンク上の落とし物拾ってすーっと滑ってくとか所作がもう全部イケメン提督。
もうずるいわー。ほんとずるいわー。あんなもん、ぐうの音も出ない。
「無良提督が俺たちとか、ほんと申し訳ないわー」的な感じだった提督たちが公演後に
「違う、無良提督が俺たちなんじゃない。俺たちが無良提督の艦娘なんだ!」
とかなるのも納得のカッコよさ。
実際、フィナーレで一番声援受けてたの無良提督だもんね。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」って。
萌えゲーのイベントで、野太い野郎の一番の声援が、野郎に向けられるとか言う異常事態が全然異常と感じないレベルの納得のカッコよさでした。
こうなると、チャームとパンフは買えたけど、タオルもTシャツも買えなかったのが心残り・・・っく!
とか、書いてる間に今日もこんな時間に。
艦娘と深海勢と、演目全体についてはまた明日!以上。